皆さんこんにちは!
早速ですが、今日は寄付金控除についてお話します。
寄付金控除は、会社員や公務員でも確定申告で税金を節約できる控除の一つですので、
お得に税金を節約したい方や、
ふるさと納税について気になる方は特に重要です!
そんな寄付金控除の制度や申告方法を細かく解説していきますので、必ず最後までチェックしましょう!
目次
寄付金控除とはどんな制度?
寄付金控除は、国や地方公共団体、特定の法人に寄付をした場合に、
一定額を寄付金控除として差し引くことができるというものになります。
寄付金控除の金額には2種類の計算方法があり、所得控除方式と税額控除方式と呼ばれるものになります。
・所得控除方式:その年の寄付金の合計-2000円=控除額
例)所得税率10%の人が20万円寄付した場合:
20万円-2000円=198000円が控除⇒所得税は19800円減税される
・税額控除方式:その年の総所得の最大40%-2000円=控除額
例)所得控除10%の人が20万円寄付した場合:
20万円-2000円=198000円⇒198000円×40%=所得税は79200円減税
基本的には、税額控除のほうが有利になっていますが、
税額控除が適用されるものは限られていますので、注意が必要です。
税額控除を使うことができる寄付金の種類は次に解説する、
公益社団法人、政党等、NPO法人の3種類に限られます。
寄附金控除が適用される寄付先一覧
寄付金控除の対象になる寄付先は大きく分けて5種類あります。
- 国や地方公共団体に対する寄付金
- 公益社団法人、公益財団法人に対する寄付金
- 特定公益増進法人に対する寄付金
- 政治活動に対する寄付金
- 特定NPO法人に対する寄付金
※これ以外にも該当するケースがあります
このうち2,4,5は寄付金控除のうち税額控除を使うことができます。
ただしいずれかの寄付先であっても
- 学校の入学に対する寄付
- 政治資金規正法に違反する寄付
- 寄付をした人にのみ特別な利益が及ぶと認められるもの
は対象になりません
所得税だけでなく住民税も節約できる?
ここまで、所得税についてお話ししましたが、住民税は寄付金控除によって減るのでしょうか?
結論から言うと、あまり知られていないのですが、実は住民税も控除されます。
その自治体ごとで条例が定められており、最大寄付金の10%の控除を受けることができます。
(寄付額ー2000円)×10%=住民税の控除額
※ただし最大でも総所得金額の30%
所得税と住民税を合わせて考えると、寄付金控除はかなりお得な制度であるといえますね!
ふるさと納税と寄付金控除の違い
「寄付金控除とふるさと納税って違うの?」
と思っている方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?
結論から言うと、大きく異なる点が1つあります
それは住民税の控除額の違いです。
前述したとおり、寄付金控除の住民税は寄付金の10%しか控除にならないと説明しましたが、ふるさと納税は基本的に寄付金すべて控除になります。
そのため、所得税・住民税ともに実質2000円の負担しかかからないようになっています。
2000円の負担のみで、お礼の品として、各自治体の特産物や優待品がもらえると考えると利用しない手はありませんね!
ただしふるさと納税にも注意すべき点がいくつかあります。
・基本的に申告の際には自分で確定申告をする
※年末調整では申告できない
・控除される金額には限度額がある
まず申告の仕方ですが、以前は会社員でも確定申告をする必要がありましたが、
今はふるさと納税ワンストップ特例制度ができたので、確定申告不要でより手軽にできるようになりました!
そして控除の限度額ですが、目安としては総所得の2%ほどと言われていますが、世帯構成等いろんな要素で変わるので、
これから紹介するサイトのシミュレーションを使うのが非常に便利です!
お得にふるさと納税がしたい人必見!
ふるさと納税の寄付先や、お得な返礼品を探すときは、専門のサイトで探すのがおすすめです!
今は便利なことにシミュレーションで、ふるさと納税の限度額を計算出来たり、返礼品をジャンルや金額別で手軽に検索できるようになっています。
数あるサイトの中で、お得な返礼品を見つけやすいサイトを紹介しますので、お得にふるさと納税したい人は必ずチェックしましょう!
ふるさと納税ニッポン
このサイトの優れているところは、掲載自治体は200自治体以上、掲載の返礼品数は15,000点以上という、沢山の返礼品を取り揃えている点と、
返礼品の生産者の取材や、口コミがあり、初心者でも商品を選びやすい点です。
もちろん金額のシミュレーションもできます!
気になる方や、シミュレーションしてみたい方はこちらからチェック!
まとめ:寄付金控除で税金をお得に!
今回は、寄付金控除の制度と、ふるさと納税についてお話ししましたが、
非常にお得な制度で、上手に使えば、所得税と住民税を大きく節約することができます。
言い換えれば寄付金控除やふるさと納税は自分で税金の使い道が選べますね!
ふるさと納税は、税金がお得になるだけでなく、様々な返礼品がもらえる制度で、
地元の自治体に寄付をしたり、お礼の品で寄付先を決めることができるので、これを機にふるさと納税をしてみましょう!
以上、ザワングでした!
確定申告や他の控除についてはこちらでも解説しています!
合わせてみるとより知識が深まります!
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