「公務員の住居手当ってどのくらいもらえるの?」と気になっていませんか?
これから一人暮らしを始める方や家を借りる方は住居手当の額が知りたいですよね。
私も、上京して初めて家を借りた際に、「いくら支給されるんだろう?」と不安に感じた経験があります。
そこで今回は、公務員の手当のひとつ、住居手当について解説します!
住居手当の金額や、計算式、マイホームと賃貸はどちらがお得なのかを解説していきます。
公務員の方やこれから公務員になる方は必見の内容なので、最後までご覧ください。
私の初めて借りた賃貸の失敗談も話してます!こちらも合わせてチェック!

目次
そもそも公務員の住居手当って?

初めに住居手当がどんな目的の手当なのかを見ていきましょう。
住居手当は、その名の通り公務員として働く職員が借りている住宅の家賃に対する手当です。
住居手当の支給対象になるのは、基本的に賃貸だけであり、持ち家に対する住居手当も昔はあったのですが制度が見直され、ほとんど廃止になっています。
※国家公務員の持ち家に対する住居手当は平成21年に廃止。それを受け、地方公務員もほとんどの自治体で廃止となっています。
国家公務員も地方公務員も法律や条例に基づいて金額が定められているので、気になる方は各自治体の例規集をチェックしましょう。
住居手当がもらえる対象者は本人だけ?

住居手当の制度について見ていきましたが、支給されるための条件や家族がいる場合の支給対象はどうなるのか気になりますよね。
そこで次は住居手当の支給対象について詳しく見ていきましょう。
住居手当が支給されるのは、基本的には公務員として働く職員本人だけで、正規職員であれば、1年目の採用時から支給されます。
ただし、支給されるためにはいくつか条件があります。
・本人名義で賃貸契約をしている
・実際にその住宅で生活をしている
・家賃等を払っている
これらの条件を満たしている必要があるため、例えば公務員同士が結婚して同じ賃貸を借りている場合、1人分の住居手当しか支給されません。
ただ例外的に単身赴任などのケースの場合などの事情がある場合、扶養者(妻、子供)の賃貸も支給されることがありますので注意が必要です。
住居手当の支給額とは?いくらもらえる?

住居手当の支給対象や、条件について解説しましたので、住居手当の支給額がどのくらいなのか気になりますよね。
そこで次は、実際に住居手当がどのくらい支給されるのかについて解説します!
支給金額は、借りている物件の賃料によって異なり、家賃が高いと支給額も上がります。
ただし、住居手当自体に上限額が決まっていて最高額が1か月に28000円ということが多いです。
具体的な支給額については下の計算式に借りている物件の家賃を当てはめて計算してみましょう。
・家賃が16000円以下:0円(支給なし)
・27000円以下:家賃-16000円
・27000円以上:(家賃ー27000)÷2+11000(ただし上限28000円)
この計算式に当てはめると、最高額の28000円支給される最低限の家賃は61000円になります。
61000円の物件を借りている方は28000円×12か月で、年336000円が住居手当として支給されます。
東京都内だとなかなか60000円台の物件も少ないですが、借りる目安としてこの金額は覚えておきましょう!
ただ、注意する点として、共益費は家賃に含まないため、あくまで家賃だけの金額ですので、借りる際は共益費に注意して物件を探しましょう!
これからの住居手当
住居手当がいかに、大きい手当であることが分かったかと思いますが、
前述した持ち家手当同様、「そのうち廃止されるのでは?」と考える方もいると思います。
ただしばらくは廃止されることはないと思います。
なぜなら、廃止してしまうと生活が困窮する公務員が出てしまうことです。
特に東京の家賃相場が比較的高い地域に家を借りる人は、28000円がないと家賃だけで、給料からかなり持っていかれてしまいます。
特別区で働いていると住居手当の偉大さを痛感しますね!
マイホームと賃貸はどっちがお得?

さて、特にこれから家を建てたり、マンションを買おうと考えている方は、
是非見てほしいところです!
賃貸と持ち家のメリットとデメリットをそれぞれ見ていきたいと思います!
賃貸のメリットデメリット
・最大年28000円の住居手当が支給される
・住環境に不満があれば、引っ越しができる
・月々家賃としての支払いがある
持ち家のメリットデメリット
・家賃として引かれる毎月の出費が無くなる
・家が自分の資産となる
・万が一の時(被災時)に、家を失う危険やリスクがある
・長期間にわたりローンを組まなければいけない
・住居手当がもらえなくなる
これらがそれぞれのメリットデメリットです!
持ち家にも様々なメリットがあるのですが、リスクを考えると、
賃貸を借りるメリットのほうが大きいですね!
あくまで個人的な意見なので、どちらがいいかはその人の人生設計にもよると思いますが…
まとめ
今回は、公務員の住居手当についてお話ししましたが、
やはり、最大で年間336000円も支給されるというのは、一番の魅力であり、
これから公務員になる方は、この金額も考えたうえで、物件を探しましょう!
最後になりますが、もしこれから物件を探すのであれば、
実際に足を運んで話を聞くより、
ネットで物件を探したほうが掘り出し物の、自分に合う物件が見つかります!
なぜかというと、ネットだと様々な条件で調べられるほか、
不動産会社の恣意的意見がなく、ほんとに自分の住みたい物件を見つけやすいです!
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