「6月に夏のボーナスが支給されるけど、どのくらい支給されるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
特に公務員1年目の方や若手の方は夏のボーナスがいつ、どのくらいの額、支給されるか知らない方も多いですよね。
そこで今回は、2022年最新の公務員のボーナスについて下記の内容を詳しく解説をしていきます。
・ボーナスの支給日
・ボーナスの計算方法
・最新版公務員のボーナス支給額
・ボーナスの支給日と基準日
公務員なら知っておかなければ損する内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
2022年の公務員のボーナスの支給日は?
まずは2022年夏のボーナスの支給日について詳しく見ていきましょう。
国家公務員のボーナス支給日は、法律によって定められていて、夏のボーナスは6月30日に支給されます。
基本的には国家公務員の法律に準拠する形で、地方公務員の支給日も決められているので、地方公務員も6月30日支給であるところが多いです。
また国家公務員・地方公務員の冬のボーナスは12月10日が支給日です。
支給日 | |
夏のボーナス | 6月30日 |
冬のボーナス | 12月10日 |
支給日について解説しましたので、次は公務員のボーナス支給額について詳しく見ていきましょう
2022年夏の公務員のボーナス支給額は?
公務員のボーナス支給日について解説いたしましたので、今回のボーナスがどのくらい支給されるのか気になりますよね。
そこで公務員の2022年夏のボーナスの支給額について詳しく見ていきましょう。
・2022年夏のボーナス支給月額は2.15月
2022年夏のボーナス支給月額としては2.15月で、2021年夏の2.25月と比較して減額されました。
2021年と比較してボーナスが減額された理由としては、公務員のボーナス支給額が毎月の給料がもとになって計算するという仕組みがあり、民間の給料に応じて毎年ボーナスの金額が調整されているからです。
そのため、公務員のボーナスの額は民間企業の経済状況に合わせて変動するのですが、すぐに変動するわけではなく、1年ほど遅れて金額が変動します。
例えば、2022年の夏のボーナスの基準は民間企業の2021年の期間の給料をもとに計算しているため、コロナなどの大きな経済状況の変化があった時に公務員のボーナスは1年ほど期間を空けて影響を受けることになります。
東京特別区は2割増し?地域手当はボーナスに加算される?
先ほどボーナスの支給額は毎月の給料額と支給月数で金額が決まると解説しましたが、ボーナスを計算するうえで、毎月の給料に含まれている地域手当や扶養手当は加算されて計算されるのか気になりますよね。
そこで基本給以外にボーナスの計算をする際に加算される、地域手当と扶養手当について詳しく見ていきましょう。
地域手当については、こちらの記事で詳しく解説しておりますが、東京特別区(東京23区)の場合は、地域手当が20%で、毎月の給料と同じように、ボーナスの給料額の計算の際も基本給に20%の地域手当を加算して計算されます。
扶養手当についても、地域手当同様、ボーナスの計算の際にも加算されて計算されます。
そのため扶養している家族が多いほど、ボーナスの金額も増えるというわけですね。
自治体によって支給の金額は異なりますが、配偶者や子供の人数に応じてボーナスも増額されるのはうれしいですね。
実際にボーナス支給額を計算!あなたは○○万円!
ボーナス支給時の地域手当と扶養手当について解説しましたが、実際に自分がどのくらい支給されるのか具体的な金額が知りたいですよね。
そこで計算式に当てはめて、自分のボーナス額を計算していきましょう。
計算式自体はシンプルで、下記の計算式より求めることができますのでぜひ自分の給料等を当てはめて計算してくださいね。
(給料+地域手当+扶養手当)×2.15月(支給月数)
給料:250,000円 地域手当:20% 扶養手当:10,000円を毎月支給されている方の場合、上記の計算式に当てはめると、(250,000+50,000+10,000)×2.15月=666,500円が夏のボーナスの支給額となります。
1年目のボーナスはどうなるの?金額は?
ボーナスの金額についてお伝えしましたが、公務員1年目の方も6月30日に支給される夏のボーナスが貰えるのか気になりますよね。
結論からお伝えすると、1年目でも公務員はボーナスが貰えます。
ただし、満額ではなく3~4割程度に減額されてしまいますので、1年目のボーナス額や計算方法が詳しく知りたいという方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
公務員のボーナスは基準日に要注意!その理由とは?
公務員のボーナス額の求め方について解説しましたが、実は下記で紹介する例に該当する方は注意しなければいけないことが1つあります。
・病気休暇や長期の休暇を取得している
・育児休暇を取得している
・退職、転職をしようと考えている
これらのケースに該当している方はボーナスの基準日というものに注意する必要があります。
なぜ基準日に注意しなければいけないかというと、基準日を基準にボーナスの支給の有無が変わるためです。
ボーナスの基準日は支給日とは別に設定されていて、夏のボーナスの基準日は6月1日、冬のボーナスの基準日は12月1日と設定されています。
基準日 | 支給日 | |
夏のボーナス | 6月1日 | 6月30日 |
冬のボーナス | 12月1日 | 12月10日 |
病気休暇、育児休暇は基準日より前に復帰を!
長期の休暇から復帰する際に、基準日を意識することで、休暇から復帰した直後であってもボーナスが支給されます。
2022年の夏のボーナスは基準日が6月1日なので、仮に病気休暇や育児休暇を取っていても6月1日に復帰していればボーナスを受けとることができます。
あくまで届け出上での休暇からの復帰をした日となるので、復帰する日として届け出した日が休日や有休で出勤しなかったとしても、通常通り次の平日から出勤すれば問題ありませんので、もし基準日と近いタイミングで復帰を考えている方は必ず意識しておきましょう。
産休や病休の制度についてはこちらの記事で詳しく解説しておりますので、知識を深めるためにも合わせて確認しましょう。
退職日は基準日の1か月前!辞めてもボーナスもらえるの?
基準日が重要になるのは仕事に復帰するときだけでなく、退職するときにも重要です。
その理由としては公務員のボーナスは基準日の1か月前以内が退職日の場合、支給日が退職後であってもボーナスが支給されるためです。
つまり、2022年夏のボーナスであれば、5月1日以降の退職であれば、辞めた後でもボーナスが支給されます。
先程計算したように給料の約2か月分のボーナスがもらえることを考えると退職日を意識するだけで、辞めた後でもボーナスがもらえるので、退職や転職を考えている方は損しないためにも、基準日を必ず覚えておきましょう。
ベストな退職のタイミングについてはこちらの記事でも解説していますので、公務員からの退職や転職を考えている方は是非ご覧ください。
また、これから転職を考えている方はこちらの記事で成功するための転職方法について解説しておりますので、是非ご覧ください。
まとめ:公務員の2022年夏のボーナスは○○万円?!
今回は公務員の2022年夏のボーナスの支給額や計算方法、気を付けるべきことについて解説しました。
・2022年夏のボーナス支給日は6月30日
・支給額は前年より減少し2.15月分
・(給料+地域手当+扶養手当)×2.15月で自分のボーナス額を計算できる
・復帰予定の人や退職予定の人は基準日にも注目
退職を考えている方や長期の休暇を取得している方もボーナスの基準日を意識することでボーナスが支給される場合があるので、損しないためにも今回の記事を参考にしてください。
公務員の福利厚生やお金に関することは、知っておくだけで得することが多いので、是非ほかの記事も合わせてご覧いただき、知識を深めていきましょう。
以上ザワングでした!