「12月に冬のボーナスがもらえるけど金額はどのくらい?」と悩んでいませんか?
特に公務員1年目の方や若手の方は冬のボーナスがいつ、いくら支給されるか意外と知らない方も多いですよね。
そこで今回は、2021年最新の公務員のボーナスについて詳しく解説をしていきます。
・ボーナスの支給日
・ボーナスの計算方法
・最新版公務員のボーナス支給額
・ボーナスの支給日と基準日
公務員なら知っておかなければ損する内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
2021年の公務員のボーナスの支給日は?
初めに2021年冬のボーナスの支給日について見ていきましょう。
国家公務員のボーナス支給日は、法律で定められていて、12月10日に支給されます。
基本的には国家公務員の法律に準拠する形で、地方公務員の支給日も決められているので、地方公務員も12月10日支給であるところが多いです。
参考までに、公務員の夏のボーナスは6月30日が支給日です。
支給日について解説しましたので、次は公務員のボーナス支給額について詳しく見ていきましょう
2021年冬の公務員のボーナス支給額は?
公務員のボーナス支給日について解説いたしましたので、次はどのくらい支給されるのか気になりますよね。
そこで公務員の2021年冬のボーナスの支給額について見ていきましょう。
・2021年冬のボーナス支給額は2.075月
2021年冬のボーナス支給月額としては、2.075月で、2020年冬の2.2月と比較して減額されました。
減額された理由としては、公務員のボーナス支給額が毎月の給料がもとになって計算され、民間の給料に応じて毎年金額が調整されているからです。
ただ、ボーナスの額が民間企業の経済状況に合わせて、すぐに変動するわけではなく、1年ほど遅れて金額が変動します。
例えば、2021年の冬のボーナスの基準となる民間企業の給料額が、2020年8月から2021年7月までの期間の給料をもとに計算しているため、コロナなどの大きな経済状況の変化があった時には公務員は1年ほど期間を空けて影響を受けることになります。
東京特別区は2割増し?地域手当はボーナスに加算される?
先程ボーナスの支給額は毎月の給料額と支給月数で金額が決まると解説しましたが、ボーナスを計算するうえで、毎月の給料に含まれている地域手当や扶養手当は加算されて計算されるのか気になりますよね。
そこで基本給以外にボーナスの計算をする際に加算される、地域手当と扶養手当について詳しく見ていきましょう。
地域手当については、こちらの記事で詳しく解説しておりますが、東京特別区(東京23区)の場合は、地域手当が20%で、毎月の給料と同じように、ボーナスの給料額の計算の際も基本給に20%の地域手当を加算して計算されます。
扶養手当についても、地域手当同様、ボーナスの計算の際にも加算されて計算されます。
自治体によって支給の金額は異なりますが、配偶者や子供の人数に応じてボーナスも増額されるのはうれしいですね。
実際にボーナス支給額を計算!あなたは○○万円!
地域手当と扶養手当について解説しましたが、実際に自分がどのくらい支給されるのか具体的な金額が知りたいですよね。
そこで計算式に当てはめて、自分のボーナス額を計算していきましょう。
計算式自体はシンプルで、下記の計算式より求めることができますのでぜひ当てはめて計算ください。
(給料+地域手当+扶養手当)×2.075月(支給月数)
給料:250,000円 地域手当:20% 扶養手当:10,000円を毎月支給されている方の場合、上記の計算式に当てはめると、(250,000+50,000+10,000)×2.075月=643,250円が冬のボーナスの支給額となります。
公務員のボーナスは基準日に要注意!その理由とは?
公務員のボーナスについてここまで解説いたしましたが、実はこれから紹介する例に該当する方は注意しなければいけないことが1つあります。
・病気休暇や長期の休暇を取得している
・育児休暇を取得している
・退職、転職をしようと考えている
これらのケースに該当している方はボーナスの基準日というものに注意する必要があります。
なぜ基準日に注意しなければいけないかというと、基準日を基準にボーナスの支給の有無が変わるためです。
ボーナスの基準日は支給日とは別に設定されており、夏のボーナスの基準日は6月1日、冬のボーナスの基準日は12月1日と設定されています。
病気休暇、育児休暇は基準日より前に復帰を!
長期の休暇から復帰する際に、基準日を意識することで、休暇から復帰した直後であってもボーナスが支給されます。
2021年の冬のボーナスは基準日が12月1日なので、12月1日より前に復帰することで仮に半年間休暇を取っていてもボーナスを受けとることができます。
あくまで届け出上での休暇からの復帰をした日となるので、復帰日として届け出した日が休日と被って出勤しなかったとしても、通常通り次の平日から出勤すれば問題ありませんので、もし基準日と近いタイミングで復帰を考えている方は必ず意識しておきましょう。
産休や病休の制度についてはこちらで詳しく解説しておりますので、知識を深めるためにも合わせて確認しましょう。
退職日は基準日の1か月前!辞めてもボーナスもらえるの?
基準日が重要になるのは仕事に復帰するときだけでなく、退職するときにも重要です。
公務員のボーナスに関しては基準日の1か月前以内が退職日の場合、支給日が退職後であってもボーナスが支給されるためです。
2021年冬のボーナスであれば、11月1日以降の退職であれば、辞めた後でもボーナスが支給されます。
先程計算したように給料の約2か月分の給料がもらえることを考えると退職日を意識するだけで、辞めた後でもボーナスがもらえるので、損しないためにも、必ず覚えておきましょう。
これから転職を考えている方は別の記事で、成功するための転職方法について解説しておりますので、こちらの記事もご覧ください。
まとめ:公務員の冬のボーナスは○○万円?!
今回は公務員の2021年冬のボーナスの支給額や計算方法、気を付けるべきことについて解説しました。
・2021年冬のボーナス支給日は12月10日
・支給額は前年より減少し2.075月分
・(給料+地域手当+扶養手当)×2.075月で自分のボーナス額を計算できる
・復帰予定の人や退職予定の人は基準日にも注目
退職を考えている方や長期の休暇を取得している方もボーナスの基準日を意識することでボーナスが支給される場合があるので、損しないためにも今回の記事を参考にしてください。
公務員の福利厚生やお金に関することは、知っておくだけで得することが多いので、是非ほかの記事も合わせてご覧いただき、知識を深めていきましょう。
以上ザワングでした!