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労働基準監督官(大卒)
労働基準監督官は全国の労働局、労働基準監督署で勤務をし、
労働者と事業者の間に立って、
労災関係のトラブル解決や予防がメインの仕事です。
立場上弱くなってしまう労働者の権利を守る仕事といえば
イメージがわきやすいでしょう!
労働基準監督官の試験内容
試験内容は、意外にも、文系科目メインで出題される「法文系」
理系科目メインで出題される「理工系」の2種類があります。
そのため、文系でも理系でも学部にかかわらずハンデなく受験できる
すこし珍しい試験です。
一次試験:択一式基礎能力試験・専門試験(択一式・記述式)
二次試験:面接・性格検査・身体検査
労働基準監督官の受験資格
労働基準監督官になるために、特殊な資格等はありません。
基本的には21歳以上30歳未満であるか、21歳未満なら大卒見込というのが
条件なので、理論上は高卒の方でも受験できます。
ただ試験は大卒程度のレベルになっており、
倍率自体も例年10倍前後はあるので、
合格者は1割という、かなり狭き門な試験です。
航空管制官
空港の管制塔で働いている人も国家公務員と聞くと、
意外に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
しっかり、国土交通省所属の国家公務員です!
仕事内容は皆さんイメージする通り、
航空機が安全に離着陸するために、
指示や情報をパイロットに伝え、運航を潤滑に行う仕事です。
航空管制官の試験内容
航空管制官の試験の特徴的なところは、
外国語の試験がかなり多く、航空管制官に必要な語学力や記憶力が問われます。
一次試験:択一式基礎能力試験・適性試験・外国語試験(聞き取り・択一式)
二次試験:面接試験(日本語・外国語)
三次試験:適性試験(航空管制業務シミュレーションによる試験)・身体検査・身体測定
三次試験まであるうえ、試験内容もかなり幅広い!
航空管制官の受験資格
必要な資格はなく、年齢の条件さえ満たせば受験できるが、
試験はこの専門職の中でも1.2を争うほどの難関試験です!
倍率でいうと、20~30倍近くなることも、珍しくありません。
特に語学力や記憶力といった、
すぐに身につかないものが試験で求められるため、
とにかく、根気がいる試験といえます。
海上保安官(大卒・高卒)
海上保安官と聞いて、皆さんが思い浮かぶイメージは、
「海猿」でしょう!
「海猿」もまさに、海上保安官です!
仕事内容を端的に言うと、日本の海域を守る「海の警察官」ですね!
しかも警察官同様、逮捕権も持っています!
海上保安官の試験内容
海上保安官になるには大卒程度で試験を受ける場合と、
高卒程度で試験を受ける場合で、内容が異なります。
大卒程度の方は、採用後、海上保安大学校に入学し経験を積みます。
一次試験:択一式基礎能力試験・論文
二次試験:面接・性格検査・身体検査・身体測定・体力検査
高卒程度の方は海上保安大学校か、海上保安学校を受験します。
海上保安大学校は、将来の幹部候補、海上保安学校は一般職員の養成を行い専攻で学んだ業務に就きます。
一次試験:択一式基礎能力試験・学科試験(択一式・記述式)・作文試験
二次試験:面接・性格検査・身体検査・身体測定・体力検査
一次試験:択一式基礎能力試験・作文試験
二次試験:面接・性格検査・身体検査・身体測定・体力検査
一次試験:択一式基礎能力試験・学科試験
二次試験:身体検査・身体測定・体力検査
三次試験:面接・性格検査・適性検査・身体検査
一次試験:択一式基礎能力試験・学科試験
二次試験:面接・性格検査・身体検査・身体測定・体力検査
海上保安学校は学科(コース)がたくさんあり、試験の内容も異なります!
海上保安官の受験資格
特に必要な資格はないですが、
幹部を目指すか、一般職員を目指すかで、道が異なります。
幹部を目指す場合、海上保安大学校を受験しますが、
倍率としては、6から10倍前後を推移しており、
特別高いわけではありませんが、
対人能力や体力も必要とするため、難易度は高いです。
一般職員を目指す場合、海上保安学校を受験しますが、
コースによって人気が集中しているものがあり、
人気の「航空課程」は倍率10倍近くなることもあるそうです。
外務省専門職員(大卒)
外務省専門職員は、高い語学力を生かし、
大使館などに外交官補として配属され、
地域の専門家として仕事をします。
総合職の外交官よりも、専門的な語学力が求められます!
外務省専門職員の試験内容
試験内容は、専門的な語学力が求められる専門試験があります。
もちろん試験難易度もかなりの難関です。
一次試験:択一式基礎能力試験・記述式専門試験・記述式外国語試験・時事論文試験
二次試験:面接2回・グループ討議・性格検査・外国語面接・身体検査
2次試験もかなりのボリュームです!
外務省専門職員の受験資格
受験資格は、21歳未満30歳以上の人か、
21歳以下で、大学・短大・高専のいずれかを卒業している必要があります。
倍率でいうと10倍程度を推移しており、とても競争率の高い試験ですね!
まとめ
これで、大卒程度の専門職試験のすべてになります!
率直に皆さんこう思ったでしょう!
「こんなにあるの!」と
国を動かすためには、これだけ、必要な仕事があるということです。
ここまで読んで、少しでも、興味を持ったのであれば、早速各省庁のホームページを確認してみましょう!
受験資格や内容は毎年変わることもあるので、
来年は試験が変わったり、なんてこともあり得ます。
最後になりますが、このブログでも、公務員の情報発信を行っていますので、
今読んでいるあなたが得する情報が詰まっています!
是非ご覧ください!
高卒編はこちら!
以上ザワングでした!
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