「公務員試験の参考書って種類が沢山あるけどどれが使いやすいのか分からない!買ってから後悔したくない!」と考えている方は多いですよね。
特に大卒区分の試験は試験範囲や専門科目も多いため、独学で勉強しようと考えている人はどの参考書がいいか分からないですよね…。
そこで今回は筆者の経験をもとに公務員試験におすすめの問題集・参考書を紹介します。
筆者も、独学で公務員試験を受け、特別区に上位合格をしておりますので、かなり信頼できる問題集・参考書です。
最後までご覧いただければ、自分に合った参考書が見つかり、公務員試験の合格がグッと近づくはずです。
今回の記事は大卒編ですので、高卒試験を受験する予定の方はこちらの記事でおすすめの参考書を紹介しています。
目次
大卒公務員試験は問題集選びが命!合格までの流れは?
まずは大卒公務員試験の効率の良い勉強の流れについてお伝えします。
結論からお伝えすると、合格までの最短ルートは「参考書・問題集を覚えるまでひたすら繰り返す」というものです。
効率よく公務員試験の勉強を進めていくためにも、科目ごとの参考書と過去問を使って、ひたすらやりこんでいくことになりますので、ここで自分に合ったベストな参考書が選べれば合格にぐんと近づきます!
筆者の経験をまとめた合格するための攻略法をこちらの記事で詳しく解説していますので、是非ご覧くださいね。
大卒公務員試験は何の科目から勉強すべき?捨て問は?
続いて、大卒公務員試験の試験内容や勉強法について詳しくお伝えします。
大卒公務員試験にはたくさんの科目があり、幅広く勉強する必要がありますが、効率よく点数を取るために優先すべき教科があります。
業種に限らず出題される、下記の教養科目は教科ごとにしっかり対策していくことが大切です。
・数的処理(判断推理・数的推理・資料解釈)
・知識分野(社会科学・人文科学・自然科学)
・文章分野(文章理解)
大卒公務員試験では教養科目に加えて、下記のような専門科目が出題されます。
・法律系(憲法・民放・行政法)
・経済系(マクロ経済学・ミクロ経済学)
専門科目は職種によっても、試験内容が変わる可能性があるので、事前にチェックしておくことをおすすめします。
【教養科目】対策必須!数的処理の勉強法とおすすめ参考書
まずは、教養科目のうち「判断推理・数的推理・資料解釈」の3つから構成される数的処理でおすすめの参考書や勉強の流れをお伝えします。
数的処理ですが、独特な問題や考え方が必要な問題が多いため、何度も問題を解くことで、まずは解き方を定着することが大切です。
そのため、解き方や問題への理解が最も深まるような参考書を選ぶ必要がありますね。
【判断推理・数的推理・資料解釈】畑中敦子シリーズ
「公務員試験 畑中敦子シリーズ」は、「数的処理の対策はこれ一択」と言っても過言ではないというほど優秀な参考書です。
判断推理・数的推理・資料解釈の3つがそれぞれのシリーズで対策できるので、どの参考書にしようか悩んでいる方は「畑中敦子シリーズ」の参考書が非常におすすめですよ。
基礎が確実に身につくのでおすすめです!
大卒公務員試験の知識分野でおすすめの参考書・問題集
社会科学・人文科学・自然科学の3科目で構成される知識分野は、基本的には暗記科目のため勉強すればするほど点数が上がる分野であり、確実に点数を取ることができるため、ここを落としてしまうと合格が難しくなってしまいます。
ただ勉強もしやすく時間をかけて対策すれば点数は取りやすいので、それぞれの科目できちんと対策できる参考書を紹介します。
社会科学
知識分野で最も重要な科目の一つが、社会科学という分野です。社会科学は主に経済・政治分野の問題が出題されます。
出題範囲も広いうえに、出題される問題数も知識分野では一番多いため、必ず時間をかけて対策をしていきましょう。
実際に筆者も使っていて、非常におすすめの参考書は「新スーパー過去問ゼミ」です。
通称スー過去と呼ばれ、知識科目の対策はこれ一択というほど使いやすく、要点がまとまった参考書ですよ。
人文科学
人文科学は、歴史や地理分野といった教科がメインの試験であり、社会科学同様、出題範囲がかなり広い試験範囲となっています。
問題数も社会科学と同じか、少し少ないくらいの量が出るため、必ず抑えておきたい分野ですね。
こちらも「新スーパー過去問ゼミ」で対策をするのが非常におすすめですよ。
自然科学
自然科学は、理系分野で点が取りにくいことから、社会科学・人文科学と比べて、勉強での重要度はかなり下がります。
自然科学は公務員試験で捨てがちな分野でもあるため、少しでも余裕があれば対策をして、点数アップにつなげましょう。
苦手な人も多いので差をつけるにはココです!
自然科学の参考書は、こちらも「新スーパー過去問ゼミ」が一番分かりやすく、おすすめですよ。
大卒公務員試験の文章理解でおすすめの参考書・問題集
現代文や古文・英語といった文章理解がメインの科目の勉強法や参考書を詳しく見ていきましょう。
文章理解の科目ですが、暗記科目の様に覚えれば解けるというものではなく、過去問を解き、問題の傾向をつかむ必要があります。
時間をかけて、徐々に点数も安定してくるはずなので、苦手に感じている方は早いうちから一日一問づつでも解いていくのをおすすめします。また古文は問題数も少なく重要度が低いため、苦手であれば初めから捨てるのも手ですね。
対策としては、「新スーパー過去問ゼミ」の問題を毎日少しづつ解いていき、解く力を身につけていきましょう。
公務員試験の専門科目でおすすめの参考書・問題集
公務員試験の専門科目は、大きく分けると法律系の科目と経済系の科目があります。
それぞれの専門科目で範囲が広く、教養科目と比べて問題の難易度も高いので、大学で学んできた内容によっては点数に繋がりにくいものや勉強に時間がかかる科目もあります。
まずは法律系の専門科目から詳しく見ていきましょう。
法律系の専門科目におすすめの参考書
法律系の専門科目には大きく分けて憲法・民法・行政法の三種類があります。
法律系の専門科目が苦手な方であれば、ひとまず一番勉強量が少なくて済む憲法から勉強をするのも手です。
それぞれの科目も新スーパー過去問ゼミで問題をこなすことが点数アップの最短コースになるので、とにかく問題を解いて知識をインプットしていきましょう。
経済系の専門科目におすすめの参考書
経済系の科目には、ミクロ経済学とマクロ経済学の2種類があります。
経済学部以外の人にとっては手を出しにくい分野ですが、実は解き方さえ覚えてしまえば、難易度自体はそこまで高くはありません。
安定した得点源になることができるので問題集を解いてしっかりと基礎を身につけていきましょう。
勉強する流れは、ミクロ経済学→マクロ経済学の流れで勉強することをおすすめします。
参考書は新スーパー過去問ゼミがとても分かりやすく、知識を身につけるために必ずやっておきましょう。
公務員試験の時事問題はどう対策?おすすめの参考書は?
公務員試験にはここまで紹介した科目のほかに時事問題も出題されます。
他の科目と違い、過去問があるわけではなく、その年ごとに出題内容が変わるので対策がしにくく、問題数もそれほど多くないため、つい勉強がおろそかになりがちですよね。ただ時事問題は短期間でも対策すれば簡単に点数が取れます。
そこで時事対策には「速攻の時事」がおすすめですよ。この点数の違いが合否を分けることになるので、なんとなくではなく参考書を利用して確実な知識で臨みましょう。
最新の情報を知るためにも、参考書だけでなく新聞を読むのもおすすめです!
この「公務員試験速攻の時事」は、公務員試験の出題のポイントを確実にとらえており、効率的に時事問題をマスターすることができます。
隙間時間や気分転換に読むぐらいの感覚で勉強していくことをおすすめしますよ。
後悔しないおすすめの大卒公務員試験の過去問集
各科目ごとの対策以外にも実際の過去問を使用したテスト形式の勉強も非常に大切です。
テスト形式で問題を解くことで苦手なところや覚えきれていなかったところが分かるだけでなく、本番の緊張感や時間配分の感覚も身につくようになり、合格にぐっと近づきます。
ただ、書店やAmazonで販売されている公務員の過去問集は、思いのほか種類が多いのでどれがいいか分かりませんよね。
そこで、実際に筆者が公務員試験勉強の時に使っていて、とても使いやすかったおすすめの過去問集を紹介します。
公務員試験 合格の500シリーズ
筆者おすすめの公務員試験の参考書は「公務員試験合格の500シリーズ」です。
この公務員試験 合格の500シリーズは非常にシンプルな問題集ですが、しっかりと出題範囲をカバーして総復習ができるので、過去問集を買うなら合格の500シリーズ一択です。
国家公務員一般職の500シリーズ
国家公務員総合職の500シリーズ
国家公務員専門職の500シリーズ
地方公務員上級の500シリーズ
東京都庁・特別区の500シリーズ
警察官の500シリーズ
消防官の500シリーズ
まとめ:大卒公務員におすすめ!試験合格に必須の参考書・問題集
今回は、公務員試験の対策におすすめの参考書・問題集を紹介しました。まとめると下記の通りです。
・参考書選びはとても大切!教科ごとにベストな参考書を使おう
・基礎を身について、試験の流れを理解することが大切
筆者も今回紹介した参考書で特別区に上位合格をしているので、独学で合格を目指す人は今回お伝えした参考書や問題集を使うことをおすすめします。
もちろんただ問題を解くのではなく、目標を定めてコツコツと勉強することが大切です。
勉強方法に関しては、実際に自分が合格したロードマップをこちらの記事でまとめておりますので、合わせてチェックしましょう!
また筆者が実際に役立ったと感じた勉強グッズをこちらの記事で解説していますので、是非ご覧くださいね。
以上ザワングでした!