「親子で同じ役所に就職することって可能なの?」
「同じところに就職するときのメリットデメリットは何?」
これから公務員を目指す人の中には、親が公務員で同じ就職先を希望する人もいますよね。
しかし、親族がいると採用されなかったり、仕事でデメリットがあるのではと不安ですよね。
そこで今回は、親子で同じ自治体・省庁に就職する公務員二世について解説します。
公務員二世のメリットデメリットや実態について解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
公務員二世とは?
そもそも公務員二世とは親子そろって同じ自治体や省庁で働く人を指しますが、実際のところ、採用するうえで、影響はあるのでしょうか?
結論から言うと、自治体によっては親のコネで入庁しやすくなることもあります。
特に地方の自治体だと、親族のコネが現在でもかなり強い傾向にあります。
民間企業と異なり、親や親族がいることを理由に不採用になることはありません。
親子で同じ自治体に就職できるということが分かりましたので、次はメリットを見ていきましょう。
同じ自治体・省庁に就職するメリットとは?
次は、同じ自治体・省庁に就職するメリットを2つ解説します。
職場の雰囲気をあらかじめ把握できる
同じところに就職する最大のメリットは、親から職場の雰囲気を聞くことができるので、就職前と後で自分のイメージに大きな差が出ません。
特に民間企業と比べ、公務員は就職すると生涯にわたって働くことが多いため、職場の人間関係はかなり重要になってきます。
公務員の人間関係についてはこちらでも解説していますので、是非ご覧ください。
仕事の悩みを親に相談できる
もう一つのメリットが、仕事の悩みを親に相談できるということです。
どんな人であっても、始めたての仕事には不安が大きいです。
仕事内容だけでなく、人間関係も含めて、同じ体験をしている人が身内にいると相談できて不安も解消出来ます。
同じ自治体・省庁に就職するデメリットとは?
続いて、同じ自治体・省庁に就職するデメリットを2つ解説します。
周りから警戒される
親子で同じ自治体・省庁に就職すると、同僚や直属の上司から警戒されることがあります。
親から仕事や職場の人間についてある程度聞いているため、新人であるにもかかわらず、先輩や上司に横暴な態度を取ると思われるからです。
親子の部署を意図的に隔離される
人事担当者は職員の人間関係等を必ず確認するため、必ず親子で職場を隔離されます。
事務職はもちろん、専門の技術職でも職場を隔離されることが多いです。
メリットとデメリットについて分かったところで次は公務員二世の実態について見ていきましょう。
公務員二世は学力が高い?仕事ができる?
次は公務員二世の仕事の実態について解説します。
よく話として聞く公務員二世のイメージは、「学力は高いけど、仕事ができないことが多い」というイメージです。
しかし実際は、仕事に対しての意識は公務員二世であるかどうかにかかわらずその人次第です。
そのため仕事を親から聞いて知っていたとしても、傲慢な態度ではなく、新人として教えてもらう立場というものを忘れないような謙虚な態度で仕事をしましょう。
まとめ:親子で就職!公務員二世を解説!
今回は公務員二世のメリットデメリットと実態について解説しました。
・親子で同じ自治体や省庁に就職することは可能
・公務員二世のメリットも大きいが、周りから警戒されるなどのデメリットもある
・仕事内容を知っていても、新人であるということを忘れないことが大切
親子で同じ自治体で公務員をする公務員二世にはメリットデメリットがあるので、今回の内容を参考にして、志望先を選んでいきましょう。
これから公務員を目指す人は、公務員試験に合格するためのポイントも解説していますので是非ご覧ください。
以上ザワングでした。