「街のPRがしたい!広報課ってどんな仕事をするの?」
公務員を目指す人の中には自治体のPRや情報発信をしたいという人も多いですよね。
そこで今回は公務員の部署で情報発信を担当する広報課の仕事について解説します。
公務員としての経験を生かして、リアルな仕事内容について解説していきますので、公務員を目指している方はぜひ最後までご覧ください。
目次
広報課の4つの業務内容とは?
まずは、広報課の業務内容について詳しく解説いたします。
広報課は各自治体にある部署で、主に区民や報道機関に向けて、自治体の情報発信を担当しています。
広報課が行っている仕事には大きく分けて4つあります。
・プレスリリース担当
・広報誌担当
・SNS・ホームページ担当
・公聴担当
それぞれの業務について詳しく見ていきましょう。
報道機関に向けて情報発信!プレスリリース担当
最初に報道機関に向けて情報発信を行うプレスリリースの仕事について見ていきましょう。
プレスリリースの役割は報道機関などを通して活動を広めてもらうためにあり、プレスリリース担当は自治体の情報を報道機関に向けて発信する仕事です。
プレスリリースについてはこちらで詳しく解説しておりますので、是非ご覧ください。
市民に向けて情報発信!広報誌担当
広報誌の担当は、市町村の魅力や情報をくらしの情報を広報誌として編集・発行する仕事です。
自治体の祭りごとやイベントの情報など、住民が役立つ情報も発信するうえ、不特定多数の人が見るものを作成する仕事のため、やりがいを感じやすい仕事です。
全国に向けて魅力を情報発信!SNS・ホームページ担当
SNS・ホームページ担当の仕事は、自治体のホームページやツイッターなどのSNSを活用し、情報発信をしていく仕事です。
自治体によっては、情報政策課など別の部署が担当することも多いですが、全国に魅力を発信することができるので、責任とやりがいのある仕事です。
市民の声を聴く!公聴担当
公聴担当の仕事は、市民からの苦情やご意見の手紙や電話の対応をします。
市民のリアルな声に触れることになるため、苦情やクレームを受けることが多いですが、市民目線での声を聴くことができるため、市民から求められていることや市政についての理解を深めることができます。
広報課に配属されるためには何をすればいい?
広報課の仕事について解説いたしましたので、次は広報課に配属されるためにはどうすればいいのかを見ていきましょう。
結論から言うと、情報発信の仕事をしたいとアピールしても配属されるための確実な方法はありません。
公務員の人事異動の決め方はその人の事情に合わせて配属をしていないので、異動希望をしても関係ない部署に配属されることはよくあります。
特に専門職ではなく、一般事務として公務員になると、特定の仕事に特化したスペシャリストではなく、様々な仕事をまんべんなくこなすゼネラリストとして人事異動をすることになります。
また公務員の人事異動の決め方についてはこちらで詳しく解説していますので是非お読みください!
広報課は激務?仕事は忙しいの?
広報課の業務内容について解説いたしましたので、次は広報課の仕事の忙しさについて解説いたします。
広報課は比較的忙しい部署ではあるものの、他の部署にあるような繁忙期と呼ばれるタイミングがありません。
代わりに緊急時などの情報発信をしなければいけない時に、迅速な対応が必要となるので、急に仕事が増えることも多いです。
また広報誌やホームページ担当の仕事の場合、取材や情報収集のため、土日祝日に出勤しなければいけないこともあります。
まとめ:広報課は市の顔!
今回は、情報発信を担当する部署の広報課を解説いたしました。
広報課は市の顔として様々な情報発信をするため、とてもやりがいを感じることができる仕事です。
これから公務員を目指している方や、これから広報課に配属される方は是非今回の記事を参考にしてください。
以上ザワングでした。