「飲み会や忘年会って参加するべきなの?断ったら嫌われる?」と不安に感じている方いますよね。
筆者も公務員1年目のときに飲み会への参加を強制されないか不安に感じていました。
ここ数年はコロナウイルスの影響で飲み会や忘年会、歓送迎会などが中止になっていますが、これからコロナウイルスの流行が落ち着いて、飲み会が行われるようになったときに、参加するべきなのか気になりますよね。
そこで今回は公務員の飲み会事情について元公務員の経験をもとにお伝えしますので、ぜひ最後までご覧下さい。
目次
【年2回】公務員の飲み会は少ない
まずは公務員の飲み会事情についてみていきますが、民間企業と比べて公務員は全員参加の飲み会自体少ないです。
課や係全体で行う飲み会は12月に行う忘年会と3月~4月に行う歓送迎会の2回が一般的で、部署によっては暑気払いやイベントの打ち上げで飲み会を行うこともあります。
特に歓送迎会は異動や退職をする職員を労ったり、新たに職場に配属される職員を歓迎する場なので、係内の人間関係を築くためにも、参加するのが無難です。
ただし育児や家庭の事情などで一定数参加しない職員ももちろんいるので、無理してでも参加しなければいけないものではありません。
幹事は若手職員の仕事!時間外で準備も?
公務員の飲み会自体は少ないとお伝えしましたが、飲み会の会場予約や会計、運営を行う幹事の仕事は若手職員が担当することが多いです。
そのため、業務時間外で準備に手間を取られてしまったり、嫌でも参加しなければいけないので、もしその年の幹事を担当する時にはある程度の覚悟が必要ですね。
筆者も公務員3年目の時に忘年会の幹事を担当し、勤務時間外に会場の予約やプランの相談、出し物の準備などでかなりの手間と時間を使ってかなり苦労した経験があります。
仕事の飲み会でも経費ではなく自腹!
民間企業だと仕事の飲み会が経費で落ちるという会社もありますが、公務員の飲み会の費用は原則、経費ではなく自腹で支払います。
忘年会や歓送迎会など課単位で行うイベントも課の予算から支出される訳ではなく、職員全員で割り勘しますので、1回で5000円程度は自腹で払わなければいけませんね。
年功序列で給料が少ない若手公務員にとっては、1回の飲み会でも大きな負担になりますよね。
飲み会参加は強制では無い!出世への影響は?
ここまで公務員の飲み会事情についてみていきましたが、飲み会の参加を断ったからといって出世や異動に大きく響くことはありません。
飲み会に参加するメリットとして幅広い人間関係を持てると考える人もいますし、権力を持つ部長・課長級の人と仲良くなることで異動や出世に影響することが少なからずあり得ます。
ただ、職場内の人間関係を築くという面では飲み会だけでなく、盛んに行われているサークル活動に参加するという方法もあります。
そのため上司や同僚から誘われたとしても、強制的に参加しないといけない訳ではありませんよ。
まとめ:公務員の飲み会は参加しなくても問題なし
今回は公務員の飲み会事情について、元特別区公務員の実体験を元に解説していきました。
公務員の飲み会ですが、大人数で開催される回数も少なく、強制参加でも無いため、個人的な事情で断ったからと言ってその後の出世や人間関係に大きく影響することはありません。
ぜひ今回の記事を参考にしていただき、周りに流されず自分の判断で飲み会に参加するか決めることをおすすめします。
以上ザワングでした。