「企画課って名前を聞くだけだと具体的にどんな仕事をしているかイメージが湧かない」と感じている人は多いのではないでしょうか?
企画課は地方公務員の部署のなかでも花形部署と呼ばれる部署なのですが、具体的にどんな業務をしているのか気になりますよね。
そこで今回は企画課の業務内容と残業事情、配属されるためにはどうすればよいのかを解説します。
筆者の公務員としての経験をもとにお伝えしますので、これから公務員を目指す方は、是非最後までご覧ください。
目次
企画課ってどんな仕事をするの?
始めに企画課の業務内容について詳しく見ていきましょう。
企画課のメインとなる業務は、その自治体の事業計画の策定です。
地方自治体にはかなりの数の計画が策定されているのですが、その中でも自治体の未来に大きく関わる重要な計画を企画課が策定します。
つまり、企画課は役所の舵を握っている部署と言っても過言ではないという訳ですね。
自治体によりますが、企画課が行う他の業務としては、国勢調査関連の業務を担当している場合もあります。
企画課は残業が多い?
企画課は人事課、財政課と並び、残業がトップクラスに多い部署です。
企画課のメイン業務である事業計画の策定は一筋縄ではいかず、関連部署へのヒアリングや根回しを念入りに行い、意見をまとめる必要があります。
そのため、必然的に長時間労働や強いプレッシャーの中で業務を行うので、地方公務員の部署の中でもトップクラスと言われるほど激務という訳ですね。
企画課に配属されるためにはどうすればいい?
ここまで企画課についてお伝えしましたが、企画課に配属されるためにはどうすればよいのか気になりますよね。
企画課は地方公務員の部署の中でも重要な花形部署で、各部署や関係者との調整力や、現実的な計画を策定する力が求められますが、確実に配属される方法はありません。
公務員の人事異動の決め方はその人の事情に合わせて配属をしていないので、異動希望をしても関係ない部署に配属されることはよくあります。
特に専門職ではなく、一般事務として公務員になると、特定の仕事に特化したスペシャリストではなく、様々な仕事をまんべんなくこなすゼネラリストとして人事異動をすることになります。
また公務員の人事異動の決め方についてはこちらの記事で詳しく解説していますので是非お読みください!
まとめ:自治体の花形部署!企画課の業務とは?
今回は地方公務員の部署の一つ、企画課について解説しました。
・企画課の主な業務は自治体の事業計画の策定
・残業は財政課、人事課と並び部署の中でもトップクラスの多さ
企画課は、その自治体の未来を大きく左右させる業務を担っていて、責任とやりがいがとても大きい仕事ですので、自治体の運営や計画にかかわりたいという方は配属を希望してみてはいかがでしょうか?
以上ザワングでした。