「公務員の夏休みって何日ぐらい休めるの?」「民間企業と同じようにお盆休みは取れる?」と公務員の夏季休暇の制度について気になっている方も多いですよね。
夏季休暇を利用して旅行や帰省を考えている方は、特に夏休みがどのくらい休めるのか知っておきたいですよね。
そこで今回は公務員の夏季休暇の日数や期間、制度について詳しく解説していきますので、是非最後までご覧ください。
目次
公務員の夏季休暇の期間はいつ?何日休める?
まずは公務員の夏季休暇の期間と日数について詳しくみていきましょう。
夏季休暇の期間は?
夏季休暇の取得できる期間ですが、基本的には7月1日~9月30日の間の好きなタイミングで休むことができます。
そのため、旅行や帰省をするときもお盆休みなどのピークを避けて夏季休暇を取得することができますよ。
夏季休暇の日数は?
続いて夏季休暇の日数ですが、自治体によってばらつきがあり、最大で3日~7日間取得できます。
夏季休暇の期間中は、有給休暇とは別に3日~7日間休めるため、担当する仕事の状況を見ながら、有給休暇と同じようにあらかじめ希望する日を申請して取得します。
また、連続して夏季休暇を取得する必要はなく、7月1日~9月30日の間であれば、1日ごとバラバラに取得することができます。
お盆休みは無い?公務員はお盆の時期に休めない!
夏季休暇の期間は7月1日~9月30日の間で取得できるとお伝えしましたが、民間企業では休みになることが多いお盆休みは公務員にもあるのでしょうか。
結論からお伝えするとお盆休みという考え方自体が公務員にはなく、その代わりに夏季休暇という制度があります。
もちろん、民間企業のお盆休みが多い8月12日~8月16日ごろに合わせて夏季休暇を取得することもできます。
夏季休暇を使いきれなかったときは引き継がれる?
夏季休暇の日数や期間についてお伝えしましたが、夏季休暇を使いきれなかったときに、その分の休みはどうなってしまうのか見ていきましょう。
万が一使いきれなかったときに、その年の有給休暇に加算されたり、翌年の夏季休暇に繰り越されるのか気になりますよね。
ただ夏季休暇は有給休暇とは異なる休暇なので、その年の7月1日~9月30日の間に使いきれなければ、有給休暇への加算や翌年への繰り越しはせず、消滅してしまいます。
そのため夏季休暇は期間内に使いきれるように注意しながら取得の計画を立てておきましょう。
夏季休暇も連続で休める?大型連休の暗黙のルール
夏季休暇に限らず、年末年始やゴールデンウィークなどの大型連休の時に、海外旅行などで更に長い休みが欲しいと考えている方も多いですよね。
詳しくはこちらの記事で解説していますが、連休の前後に有給休暇を取得し、さらに長い休みを取得することもできますので、「夏季休暇だけじゃ足りない」と考えている方は有給休暇も活用してみましょう。
まとめ:公務員の夏季休暇は何日?お盆休みは無い?
今回は公務員の夏季休暇の制度について特別区公務員の経験をもとに詳しく解説しました。
・夏季休暇は7月~9月の間に3~7日間使える休暇制度
・夏季休暇は連続で取得する必要はなく、有給休暇のように使用できる
・期間内に使いきれなかった夏季休暇は消滅する
公務員は民間企業にあるお盆休みがない代わりに夏季休暇を利用してピークを避けた旅行や帰省の計画を立てやすいですね。
民間企業のお盆休みよりも柔軟に休暇を取得できるので、今回の記事を参考に有意義な夏休みの計画を立ててみてはいかがでしょうか。
以上ザワングでした。