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【要注意】1年で異動してしまう公務員の特徴や理由を解説!

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公務員は毎年人事異動がありますが、配属されて1年で異動になったと聞くと「1年で異動するのは何か原因があるの?」「1年で異動する人はどんな特徴の人なの?」不安になったり、気になったりしますよね。

私も1年ではありませんが短期間のスパンで異動になった時には、何か仕事でミスをしてしまったのかな?と不安な気持ちになりました。

というわけで今回は公務員の職場を1年で異動する人事異動について、下記の点を詳しく解説していきますので、是非参考にしてくださいね。

今回の内容

・1年で異動することはあり得るのか?
・異動してしまう人はどんな特徴なのか?

中には「異動した部署が忙しくて辛いから早く異動したい」と考えている人もいますよね。

筆者も公務員として勤務した経験から、人事異動で1年で異動された方をたくさん見てきましたので、その部分も含めてお話ししますので、ぜひ最後までご覧ください!

公務員は原則1年で異動しない!1年で異動するのは例外?

まずは公務員の人事異動のスパン(間隔)を詳しく見ていきましょう。

通常、採用から係長級以上の役職を持つまでの間は、どの機関や自治体であっても3~5年での異動が一番多いです。

ただ、部署ごとの事情や家庭の事情によっては、2年で異動する人や、逆に10年経っても異動しない人もいます。

しかし配属されて1年で異動することは通常の役職を持たない職員の異動では基本的には無いです。

そのような人が異動してくると、前の部署で何か問題があったのか?と考えてしまうほど、1年で異動するというのは例外的な対応という訳ですね。

では例外的な対応にも関わらず1年で異動してしまう人はどのような特徴があるのでしょうか?次は1年で異動する人の特徴を詳しくお伝えします。

1年で異動してしまう公務員の特徴は4つ

先ほど公務員が1年で異動するのは例外的とお伝えしましたが、どのような人が1年で異動するのでしょうか。

公務員のうち1年で異動する人の特徴は大きく分けて4つあります。

1年で異動する人の特徴

・仕事ができない、ミスが多い
・勤務態度が悪い
・仕事が合わず、うつ病や休職に追い込まれてしまった
・介護、育児、病気などの家庭の事情

それぞれ具体的に見ていきましょう。

仕事ができない・ミスが多い

1つ目の1年目で異動になる公務員は、担当業務に支障をきたすレベルで仕事ができなかったり、ミスが多く、異動させられるパターンです。

仕事でのミスが多いだけでなく、対策をせず同じミスを繰り返したり、社会人の基礎である報・連・相ができない人を上司は部下にしたくないので極力異動させようとします。

また組織としても悪影響しかないので、同僚や上司からの評判も悪く、次の部署も1年で異動することもあります。

ザワング
ザワング
たらいまわしの様にいろんな職場を転々とします

勤務態度が悪い

2つ目の1年で異動する公務員の特徴は、勤務態度が悪い人です。

1つ目に紹介した「仕事ができない」と似ている部分ではありますが、仕事が出来ても勤務態度が悪い人も異動の対象になります。

あくまで一例ですが、勤務態度が悪いと判断される例が下記の通りです。

勤務態度が悪いと判断される一例

・業務時間中に過度にスマホをいじる
・遅刻や無断欠勤が多い
・仕事を分担せず協力をしない
・市民・同僚に高圧的な態度で接する

きつい言い方をすれば、組織で働く上で常識がない人は、1年で異動させられやすいです。

「自分より多い給料をもらっているのに、ずるくない?」と係全体のモチベーションが下がったりギスギスしてしまいますよね。

うつ病や休職に追い込まれてしまった

3つ目の1年で異動する公務員の特徴は、うつ病や精神疾患などで休職をしている人です。

こちらの記事で詳しく解説していますが、公務員はうつ病での病気休暇や休職の取得率が高い仕事の一つです。

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公務員でもうつ病や心の疲れに対しての理解も深まり、比較的休みやすい環境は整っていますが、仕事内容や人間関係が原因でうつ病等になった場合、復帰してもまた休んでしまう人も多いです。

そのため、病気休暇や休職明けの職員だけでなく、組織の負担を減らすという意味で1年での異動が行われる場合があります。

ザワング
ザワング
復帰後の仕事の負担を減らして、なるべく再発しないように考慮されているという訳ですね。

仕事が原因のうつ病に悩む公務員の方はこちらの記事でも詳しく解説しているので、是非合わせてご覧ください。

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介護、育児、病気などの家庭の事情

4つ目の1年で異動する公務員は、介護・育児・病気などの家庭の事情がある場合です。

特に多いケースが、親族の介護のため、有事の際に自宅にすぐ帰れる職場を希望する人です。

その希望に合わせるために1年で異動になるケースがあります。

それ以外にも育児や家族の病気、家庭の事情等でやむを得ず異動を希望をしているケースもあり、必ずしも異動できるとは限りませんが、可能性として家庭の事情で1年で異動することはあり得るという訳ですね。







1年で異動すると楽な部署に行ける?配属されるには?

ここまで1年で異動する人にどのような特徴があるのか、詳しく見ていきましたが、実は1年で異動する人が配属されやすい傾向にある部署があります。

公務員は、同じ自治体であっても部署によって仕事量や残業時間に波がありますが、1年で異動する人は業務量や決定権が少ない、楽な部署に配属されることが多いです。

理由は単純で、責任を伴う仕事を任せにくいからです。忙しい=責任重大な業務というわけではありませんが、どの自治体でも激務として知られる人事や財政・企画部署は権限が強く、プレッシャーのかかる重要な仕事をしています。

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まとめ:1年で異動する公務員は使えない?特徴とは?

今回は、公務員の人事異動で1年で異動する人の特徴や原因について詳しく見ていきました。

役職を持たない職員であれば、1年で異動する人は特別な対応であり、その特徴をまとめると下記の通りです。

1年で異動する公務員の特徴

・仕事ができない、ミスが多い
・勤務態度が悪い
・仕事が合わず、うつ病や休職に追い込まれてしまった
・介護、育児、病気などの家庭の事情

基本は3~6年周期での異動がほとんどですが、上記に当てはまるような場合には、1年での異動もあり得るというわけです。

だからこそ、もしここまでお読みいただいた方が、今の仕事が合わなかったり、人間関係が辛くて移動したいと悩んでいるのであれば、必ず人事担当者と相談しましょう。

極端な話ですが、公務員はよほどのことが無い限りクビにならない仕事だからこそ、適性がとても大事なんです。

是非今回の記事を参考に、公務員の人事異動の仕組みについて理解を深めていきましょう。

以上ザワングでした!