「職場でパワハラやセクハラに悩んでいる…どこに相談すればいいの?」
民間企業に限らず、公務員もパワハラやセクハラが実態として様々な現場で起こっています。
今回は公務員がパワハラを受けたときにどう対処するべきかを、公務員の経験を生かして解説いたします。
職場のパワハラやセクハラに悩んでいる方や不安な方は解決に繋がりますので、是非最後までご覧ください。
目次
公務員がパワハラを受けたらどうすればいいの?
初めに公務員がパワハラを受けた場合の対処法を解説していきます。
パワハラやセクハラなどの職場内での悩みに関しては相談できるのであれば、まずは信頼できる同僚や友人に相談をしましょう。
身近に相談できる人がいない場合などで、事情がある場合は担当の相談窓口がありますので、一度利用してみることをおすすめします。
次は、公務員のパワハラやセクハラなどの職場内の悩みの相談先について詳しく見ていきましょう。
公務員のパワハラの相談先は?
公務員がパワハラを受けた際の相談先としている窓口は、民間企業に勤務している方と違い、勤務先によって異なります。
民間企業の方は、「総合労働相談センター」と呼ばれる厚生労働省の下部組織に当たる窓口に相談することができますが、学校の先生も含む、公務員の方はそれぞれ下記の窓口が相談先となっています。
国家公務員の場合
人事院の相談窓口や各府省の人事担当の部局(府省や所属先によって異なる場合があります)が相談窓口になります。
地方公務員の場合
勤務先の各自治体の人事委員会、人事担当部署が設置している相談窓口(自治体により異なる場合があります)が相談先となります。
地方公務員の方は、自治体によって職員組合や社労士が、外部のパワハラの相談窓口を設置しているところもありますので、勤務先の自治体のパワハラ相談窓口を必ず確認しておきましょう。
公立学校に勤務する教員の場合
管轄する都道府県もしくは市町村の教育委員会の相談窓口が相談先となります。
パワハラや仕事が辛くて転職したいときは
次は、実際に相談窓口等で相談をしても、公務員の仕事を続けることが難しいと考えている場合にどうすればいいかをお教えします。
公務員の仕事を続けることが難しいと考えているときの対処法としては2つあります。
・病休を取得して一休みする
・民間や別の自治体への転職を目指す
病休を取得して一休みする
公務員には病気休暇という福利厚生の制度があります。
パワハラ等の影響でうつ病になってしまった場合や精神的に疲れてしまったときは一度病休を取得して、ゆっくりと休養する時間を作ることをおすすめします。
病休を取得している間も給料の保証があるため、休養に専念することができます。
公務員の病休制度についてはこちらの記事で詳しく解説しておりますので、是非ご覧ください。
民間や別の自治体への転職を目指す
別の選択肢としておすすめなのが、思い切って民間企業や別の自治体に転職するという方法です。
公務員で得たスキルを民間企業で生かすことは難しいですが、しっかりと準備と対策を行えば、公務員から民間企業への転職を目指すことも可能です。
転職を成功させる方法に関してはこちらで詳しく解説しておりますので、是非ご覧ください。
まとめ:公務員のパワハラやセクハラへの対処法
今回は公務員のパワハラやセクハラの対処法と相談先について解説いたしました。
パワハラやセクハラなどの職場内の悩みは決して一人で抱え込まず、信頼できる同僚や友人、担当の相談窓口にすぐに相談しましょう。
また、今悩んでいる方は、無理をせずに今回紹介した相談先への相談や対策法を実践していきましょう。
以上ザワングでした。