「2022年の人事院勧告で公務員の給料やボーナスが引き上げられるって本当?」と気になっている方も多いですよね。
具体的に今回の勧告でどのくらい給料やボーナスの金額が変わるのか知らないと不安ですよね。
そこで、元公務員が今回の人事院勧告に伴う給料やボーナスの引き上げ額について解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
公務員の給料はどうやって決まっているの?
公務員の基本給に当たる毎月の給料は、「級」と「号」で構成された俸給表と呼ばれる給料額の一覧表のようなものがあり、俸給表を基準に自分の経験年数や役職などに応じた給料額が決まります。
公務員の給料がどのように決まっているかについてはこちらの記事で解説していますので、是非ご覧ください。
2022年の給与の引き上げ勧告
2022年8月8日の人事院勧告で、2022年度の国家公務員一般職の給与を、月平均921円(0.23%の増加)、ボーナスを0.1カ月分、それぞれ引き上げるという勧告がありました。
コロナの影響を受けて、給与算定のもとになる民間企業の給料が減少傾向だった2020、2021年は給与、ボーナス共に減少傾向にありました。
2022年は民間企業の給料も回復傾向に向かったため、今年度は公務員も給与、ボーナスが3年振りに増加します。
人事院勧告によって国家公務員の給料が改定されると、それに伴って地方公務員も給料、ボーナスが引き上げられるのが通例ですよ。
初任給も上昇!具体的にどのくらい?
公務員の初任給も大卒、高卒区分ともに、今回の人事院勧告で引き上げられる見込みです。
国家公務員の初任給を大卒で3000円、高卒で4000円それぞれ増やすという勧告で、地方公務員も同程度の引き上げが見込まれますね。
今回の人事院勧告は初任給や30代前半までの若手職員の給料が大きく上がる内容でしたので、これから公務員を目指す方にとってはより魅力的になりますね。
ボーナスも冬から上昇?どのくらい?
今回ボーナスも0.1カ月分引き上げられるとお伝えしましたが、具体的にボーナスがどのくらい上がるのか見ていきましょう。
人事院勧告の通りにボーナスが引き上げられる場合、2022年12月に支給される冬のボーナスが0.1カ月分増加されます。
ボーナスの計算方法についてはこちらの記事でお伝えしていますので、是非ご覧ください。
まとめ:2022年の人事院勧告!給料の引き上げ額は?
今回は2022年度の公務員の給料引き上げについて、具体的にどのくらい金額が上がるのかを解説しました。
2022年度の人事院勧告で国家公務員、地方公務員の給料・ボーナスがともに3年ぶりに引き上げられます。
特に30代前半までの若手公務員の給料が大幅に引き上げされるので、これから就職をするという人は是非この記事を参考に選択肢の一つとして公務員への就職を考えてみてはいかがでしょうか。
以上ザワングでした。