「仕事を早く覚えたいけど周りの先輩たちも忙しそうにしていて話しかけづらい…。」「業務が忙しくて思ったよりも仕事がしんどい…。」と感じている公務員1年目の方も多いのではないでしょうか?
私も1年目の時に仕事が辛くて、公務員を辞めたいと考えたことが何度もあります。
そこで今回は実体験をもとに、公務員1年目が経験する大きな壁について解説します。
1年目の働きにくさで悩んでいるのは、この記事を読んでいるあなただけではなく、公務員なら皆さん経験していることです。
公務員1年目が抱えるお悩みを解決できるはずなので、ぜひ最後までお読みください。
目次
公務員は1年目がとてもきつい!その3つの理由とは
まずは公務員1年目が働きにくい、きついと言われる理由について詳しく見ていきましょう。
公務員1年目がきついと言われる理由としては下記の通りで大きく分けて3つあります。
・民間企業よりも研修制度が不十分
・縦割りの担当業務が多い
・自分が抱える業務優先
民間企業よりも研修制度が不十分
公務員1年目がきついと言われる1つ目の理由は民間企業よりも研修制度が不十分な点です。
私の経験ですが、公務員は民間企業よりも新人教育や研修が不十分だと感じることが多々ありました。
民間企業では1~2ヶ月程度研修期間を設けているところもありますが、公務員は研修期間無しで、いきなり前任者から引き継いだ業務をこなしていきます。
縦割りの担当業務が多い
公務員1年目がきついと言われる2つ目の理由は縦割りの担当業務が多いという点です。
基本的に公務員の業務のほとんどが縦割り業務で、職員一人一人が担当業務を持っています。
新人でも担当業務を持つことになり、右も左もわからない状況で担当の仕事をこなさなければいけません。
1年目だとしても前任者から引き継いだ業務を同じレベルでこなしていくことが求められるので、かなりきついですよね。
自分が抱える業務優先
公務員1年目がきついと言われる3つ目の理由は自分の抱える業務を優先するという点です。
先ほどお伝えしたように公務員は担当業務を持っているので、基本的には自分の抱える業務優先です。
そのため、1年目に対しての教育やサポートが後手後手に回りやすく、最初の数ヶ月は周りの職員から放置されてしまいがちです。
1年目でも有給休暇は取得できる?取りやすい?
1年目の仕事がきつい理由を解説しましたが、リフレッシュするために有給休暇を取得したいと考えている方もいますよね。
ただ、1年目から有給休暇をガンガン取っていいものなのか悩んでいる方に向けて、1年目の有給休暇の取り方についてこちらの記事で解説していますので、是非ご覧ください。
もし公務員を辞めたいと感じたらするべきこと
ここまでお読みいただいた方の中には、公務員を辞めたいと感じている人も多いのではないでしょうか?
もし業務量が多かったり、人間関係で悩んでいる方は病気休暇を取得するのも1つの手ですよ。
こちらの記事で解説していますが、公務員の病気休暇は最大3か月まで給料が満額で保障されているため、もし精神的に疲れてしまったときや治療に専念したいときには、退職するよりも病気休暇を取得する方がおすすめです。
また公務員からの転職を考えている方や、退職を考えている方はこちらの記事でも解説していますが、損をしないためにも退職のタイミングに注意しましょう。
公務員から民間企業への転職を考えている方も注意するべきポイントがあるので、失敗しないためにも必ずこちらの記事をご覧ください。
まとめ:公務員1年目はキツイ!その理由とは?
今回は公務員1年目がきついと言われる理由を解説しました。
公務員1年目は前も後も分からず不安が大きく、周りに相談することも難しいはずです。
そのような環境で頑張り続けると精神的にも肉体的にも疲れてしまうので、有給休暇を効率的に取得したり、病気休暇や転職などで周りの環境を変えるために自ら行動を起こすことが大切です。
ぜひ今回の記事を参考にしていただき、公務員1年目を乗り越えていきましょう。
以上ザワングでした。