「秘書課って出世コースって聞いたことあるけど激務なの?残業は?」と気になっている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は秘書課の業務内容や残業事情、配属されるためにはどうすればよいのかをお伝えします。
秘書課で働いてみたいという方は、最後までお読みいただければ、具体的な業務内容のイメージが湧いてきますので、是非ご覧ください。
目次
秘書課の仕事内容とは?
まずは秘書課の業務内容について詳しく見ていきましょう。
秘書課のメインの業務は名前の通り、都道府県庁であれば知事や副知事、市であれば市長や副市長のスケジュール管理や随行などの秘書業務をします。
知事や市長の公務に随行することになるので、他の部署の人よりも様々な場所に出張する機会があります。
秘書課は激務!残業や休日出勤はどのくらいある?
地方公務員の部署の中で秘書課はどのくらい仕事が忙しいのか気になりますよね。
そこで次は秘書課の残業事情や、休日出勤の有無について詳しく見ていきましょう。
秘書課は残業がトップクラスに多い
秘書課の業務ですが、知事や市長のスケジュールによって仕事量が決まるので、どの自治体でも基本的には残業がかなり多いです。
他の激務部署はこちらの記事で紹介していますが、財政課や人事課、企画課などと同じくらい激務の部署です。
自治体によっても異なりますが、随行業務や急な出張など、不規則な残業が多い印象です。
秘書課は休日出勤も多い?
秘書課は先程もお伝えしたように、知事や市長の公務に随行するので、休日のイベントや式典に出席する場合など土日でも出張をしなければいけないことが多いです。
平日休日を問わず業務があるので、秘書課は激務というわけですね。
秘書課は役所の出世コース!その理由とは?
ここまで秘書課の業務について見ていきましたが、秘書課に配属される人は公務員の中でも出世コースと聞いたことがありますよね。
実際にどの自治体でも秘書課への配属は代表的な出世コースであることが多いです。
秘書課は自治体でも特に重要な部署なので、若くして部長や課長に上り詰めた人は、係員の時期に秘書課を経験したことがあるという人も多いです。
秘書課が出世コースである2つの理由を見ていきましょう。
・知事や市長から顔を覚えてもらいやすい
・秘書課の仕事にスケジュール管理能力や調整力が求められるから
知事や市長から顔を覚えてもらいやすいから
秘書課が出世コースと言われる1つ目の理由は、知事や市長から顔を覚えてもらえる機会が多いため、他の部署と比べて、秘書課が出世しやすい傾向にあるという点です。
自治体の中でもっとも強い権限を持つ、知事や市長に同行する仕事のため、必然的に顔と名前を覚えてもらえますよね。
スケジュール管理能力や調整力が求められるから
秘書課が出世コースと言われる2つ目の理由は、業務の性質上、スケジュール管理能力や組織全体の調整力が求められるからです。
この組織全体を調整する能力は人事課や企画課でも必要な能力のため、秘書課を経験した職員は他の部署でも一目置かれることが多いです。
そのため、秘書課は人事課、財政課、企画課に並んで公務員の王道出世コースと言われています。
秘書課に配属されるためにはどうすればいい?
秘書課はその自治体で最も権限を持つ知事や市長の一番近いところで働くので、与えられた業務を確実にこなせる力がある人やスケジュール管理能力が高い優秀な職員が配属されます。
ただ公務員の人事は希望通りに配属されるケースは少ないので、運も必要になりますね。
こちらの記事で公務員の人事の決め方について解説していますので、興味のある方は是非ご覧ください。
まとめ:秘書課の業務内容は?残業は多い?
今回は公務員の部署の一つ、秘書課について解説しました。
・秘書課は知事や市長の随行業務やスケジュール管理を行う
・秘書課は役所の部署の中でもかなり激務の部署
秘書課は知事や市長の公務をサポートするというとても重要な業務を担っているというわけですね。
秘書課で働いてみたいという方やこれから配属されるという方は、是非今回の記事を参考にして、業務のイメージを掴んでいきましょう。
以上ザワングでした。