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【準公務員】国立大学法人職員の仕事内容は?公務員とどっちがおすすめ?

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これから就職を目指している方の中には「大学の職員って公務員なの?仕事内容は?」と大学の職員に興味のある方も多いですよね。

特に公務員を目指している方は併願先の一つとして国立大学法人職員を考えているという人もいるため、公務員との違いや採用までの流れも気になりますよね。

そこで今回は元公務員の筆者が、国立大学法人職員の立場や仕事内容、採用までの流れについて解説していきますので、ぜひ最後までご覧下さい。

国立大学法人職員の立場は公務員?みなし公務員?

日本にある大学のうち、86大学ある国立大学法人で働く職員は準公務員(みなし公務員)と呼ばれる立場です。

準公務員についてはこちらの記事で詳しく解説していますが、国立大学法人の職員は公務員と同様の立場で働く民間企業の職員という訳ですね。

準公務員はおすすめ?公務員との違いは?業種一覧と仕事内容を解説 「準公務員ってどんな仕事があるの?公務員との違いは?」と悩んでいる就活生はいませんか? 公務員への就職を考えている方は、みなし公...

国立大学法人職員の仕事内容は?専門的?

大学職員の立ち位置についてお伝えしましたので、次は国立大学職員の仕事内容について詳しく見ていきましょう。

国立大学法人職員の仕事内容ですが、業種や部署によって異なり、大学の運営に関わる幅広い業務をこなします。

業種ごとに行う仕事内容をまとめると下記の通りです。

業種主な仕事内容
財務会計管理大学の予算編成、決算書の作成、入学金・授業料などの出納、教職員の給与福利厚生
企画広報業務大学のPR活動、会議研修の運営、長期計画の立案など
学生支援業務カリキュラムの作成、奨学金申請、入試の運営など
海外交流業務留学生の受け入れ、サポート、教職員の海外派遣など
大学病院の医療事務大学に附属する病院の窓口事務など
図書管理大学内図書館の管理、整備、資料の整理など
施設管理大学内の施設の整備、保全、安全対策など

大学によっては他の専門的な業務を行う業種もあり、国立大学法人職員と言っても様々な専門分野の仕事がありますね。







国立大学法人職員になるためには?試験までの流れは?

国立大学法人職員の仕事内容について見ていきましたので、次は国立大学職員になるための流れを詳しく見ていきましょう。

国立大学法人の職員に採用されるまでの流れは大きく分けて3パターンあります。

採用までの3つのパターン

・国立大学法人等職員採用試験に合格する
・各大学独自の試験に合格
・内部の採用試験に合格

国立大学法人等職員採用試験に合格する

1つ目は国立大学法人等職員採用試験に合格するという方法です。

合同で行う1次試験と各大学で行う2次試験に分かれており、一般的な教養試験や面接試験が行われます。

試験自体は年1回行われ、採用年度の4月1日に30歳以下であれば受験することが出来ます。学歴の制限は無いため、試験を突破すれば高卒でも国立大学法人職員になれます。

試験対策自体は下記の本が非常におすすめです。この攻略ブック一冊に合格に必要な内容が凝縮されていますよ。

各大学独自の試験に合格する

2つ目は各大学独自で行われる採用試験に合格する方法です。

国立大学法人等職員採用試験とは別に各大学で採用試験を行っている場合があります。

大学ごとに試験のタイミングや採用人数、受験要件がマチマチですが、1つ目に紹介した統一試験よりも試験の難易度自体は下がる傾向にありますよ。

内部の採用試験に合格する

3つ目はよりイレギュラーな方法ですが、その大学で非正規の職員で働いている人が内部の正規職員採用試験に合格するという方法です。

その大学の非正規や臨時職員に限定されるため、統一試験と比べると試験の難易度は下がりますよ。

公務員と国立大学法人職員、どちらがおすすめ?メリットは?

ここまで、準公務員という立ち位置の国立大学法人の職員について見ていきましたが、これから就職を目指している方は、国立大学法人職員(準公務員)と公務員のどちらの方が良いのか気になっている方も多いですよね。

そこで、国立大学法人職員(準公務員)ならではの2つのメリットを詳しく見ていきましょう。

国立大学法人職員のメリット

・大学の教育現場に関わることができる
・自分の好きな専門分野の業務に関われる

大学の教育現場に関わることが出来る

1つ目のメリットは、大学の教育現場に関わることが出来るという点です。

直接、授業や講義で生徒に教える事はありませんが、学生の学びやすい環境作りやサポートを行うため、教育関係の仕事に興味のある方は、国立大学法人職員が向いていると言えます。

自分の好きな専門分野の業務に関われる

2つ目のメリットは、自分の好きな専門分野の業務に関われるという点です。

先程お伝えしたように国立大学法人職員は、業務内容が多岐にわたり、事務職でも学生の支援や図書管理などの専門業務があります。

自分の好きな業務が国立大学法人職員の業務に含まれている場合、採用されれば専門的な業務に関われるため、大きなメリットと言えますね。

まとめ:準公務員!国立大学法人職員って?

今回は準公務員の1つ、国立大学法人職員の業務内容やメリット、採用までの流れについて詳しく見ていきました。

国立大学法人職員は大学の運営や学生のサポート、図書管理など、教育現場の専門的な分野で働くことが出来ます。

ぜひ今回の記事を参考に、国立大学法人職員が気になった方は各国立大学の採用試験等の募集要項を確認の上、申し込んでみてはいかがでしょうか。

以上ザワングでした。