「公務員になりたいけどタトゥーがあっても問題ないの?」と気になっている方はいませんか。
特にこれから就職を目指している方は、就職の際にタトゥーが入っていると、合否に大きく影響すると聞いたことがある人も多いですよね。
そこで今回は公務員のタトゥー事情とタトゥーが入っている場合の試験への影響について元公務員が解説しますので、ぜひ最後までご覧下さい。
目次
タトゥーがあると公務員をクビになる?ルールは?
まずは、公務員のタトゥー事情について詳しくお伝えしていきます。
公務員のタトゥーですが、建前上は個人の自由でタトゥーを入れることが出来ます。公務員の規定やルールにもタトゥーを制限するような記載はありません。
そのため、表向きはタトゥーがバレたとしても懲戒処分やクビになることはありません。
ただし、市民と直接接する機会の多い地方公務員は、タトゥーが入っていることで市民からのクレームの原因になってしまうことがあります。業務を行う上でタトゥーが支障になりうる場合、素肌を見せないよう指導が入ったり、窓口のない部署への異動などの措置が取られる場合があります。
そのため、隠さず自分からタトゥーを見せているような公務員はほとんどいませんよ。
公務員のタトゥー・入れ墨ってバレるの?実態は?
公にタトゥーを入れている人はあまりいないとお伝えしましたが、隠していてもタトゥーがバレる可能性はあるのでしょうか。
タトゥーが入ってる場所にもよりますが、事務職の公務員であればバレる可能性は低いです。
事務職の公務員は、健康診断以外で着替える機会が無いため、気をつければ同じ職場の人にもバレません。
実際に、筆者が公務員として働いている時も、肩にこっそりタトゥーを入れているという女性の職員の方がいましたが、服で隠れているためタトゥーを入れていると知っている人はごく一部でした。
公務員試験でタトゥーがあると不合格?合否に影響するの?
公務員のタトゥー事情について見ていきましたが、これから公務員試験を受ける方はタトゥーが入ってることで試験の合否に影響するのか気になりますよね。
結論からお伝えすると、タトゥーがあることがバレると、ほぼ100%不合格になります。
公務員は仕事柄、タトゥーが入っていることへのメリットが一切無いため、面接試験では試験官に対して悪い印象しか与えません。
事務職の公務員試験の場合、身体検査等は無いため、サイズや場所にもよりますがタトゥーがあるという方は隠すようにしましょう。
公安系の公務員はタトゥー厳禁?バレやすい?!
公務員試験でのタトゥー事情についてお伝えしましたが、例外的に公安系(警察・消防など)の公務員はタトゥーを入れているとバレやすいです。
理由としては、試験自体に身体検査があるうえに、警察学校や寮生活で集団行動をする時間が長いからです。
こちらの記事で解説した公務員のピアス事情でもお伝えしましたが、公安系の公務員は規律が厳しく、内定後でもタトゥーがバレると内定取り消しや懲戒処分を受ける場合もあります。
まとめ:公務員のタトゥー事情とは?実態を解説
今回は、公務員や公務員試験でのタトゥー事情について見ていきました。
・事務職の公務員はタトゥーを入れていてもバレるリスクは少ない
・公安系の公務員はタトゥーがバレるリスクが高く、バレると懲戒処分を受ける可能性もある
・公務員試験でタトゥーが発覚するとほぼ不合格になる
公務員は、服装や髪型に細かいルールがない反面、窓口業務などで市民と接する場では、タトゥーがバレることでクレームに繋がります。
公務員試験においても、公務員として働く上でも、タトゥーが入っていることでいい印象を与えることはありません。そのため、公務員を目指す方はタトゥーそのものを入れないか、隠すように心がけましょう。
以上ザワングでした。