公務員から転職すれば解決できる?
公務員として働いている人の中にはうつ病や仕事が辛くて悩んでいる人も多いですよね。
私も公務員として働く中で、仕事が辛くて仕事を辞めたいと思ったことがあります。
というわけで今回は公務員とうつ病をテーマにお話しします。
・公務員のうつ病の原因は?
・うつ病になったら転職すべき?
実体験をもとに、公務員とうつ病について、転職すべきなのかを解説していきますので、
是非最後までお読みください!
目次
公務員にうつ病は多い?実際は…
まず公務員という仕事ですが、確かにうつ病やストレス過多などで、病休を取得する方や、立ち直れず辞めていく人は多いです。
公務員の仕事は多彩であり、仕事量や負荷は様々です。
統計では300万人以上もいる公務員の100人に1人はうつ病が原因で休職しています。
そのため、うつ病になってしまう原因もいろいろです。
要は「公務員を続けるのが辛いから転職」は必ず正解ではないということです。
もちろんその結果民間企業で活躍する人もたくさんいらっしゃいます。
しかしそればかりでなく、場合によってはもっとつらい思いをしたり、悩みが解決できないことだってあります。
ここに書いたことが全ての正解ではなく、あくまで私の体験の中で身につけた、うまくいく方法を教えますので、ご理解いただくようお願いします。
公務員にうつ病が多いというのが分かりましたが、
なぜ公務員はうつ病になる人が多いのでしょうか?
次は、原因と解決法について詳しく見ていきましょう。
公務員がうつ病になる原因・解決法
公務員がうつ病になってしまう原因をケース別で見ていきましょう。
原因となるものは大きく分けて3つあります。
1:パワハラ・圧力
2:人間関係
3:真面目過ぎる・激務
1:パワハラ・圧力
上司や組織から、暴言や暴力といったパワハラを受け、うつ病になってしまうケースです。
民間企業でも表に出ていないだけで問題視されていますよね。
公務員でも、未だに上司が暴言や嫌がらせをしてくるケースがあります。
閉鎖的な環境だからこそ、相談しづらく心に抱えたまま病気になったり、自殺を考えてしまうんですよね。
解決法
この場合、まずは相談できる人を作るのが大切です。
一人で抱え込まず、まずは声に出して外に出しましょう。
そうして仕事は適度に手を抜きましょう。
これはサボることを推奨しているわけではなく、余裕をもって仕事をするよう心掛けるという意味です。
そうすると意外にも上司の圧力が気にならなくなります。
公務員は極端な話、犯罪や重大なミスをしない限りは安泰な仕事です。
仕事の手を抜いても給料は上がります。
つまりはパワハラで悩んでいるのであれば公務員を辞める必要はないと考えます。
しかし中にはそれでもパワハラに耐えられないという人もいます。
その時にこそ民間や他自治体への転職を考えてみてください。
パワハラへの対処法や相談先についてはこちらで詳しく解説しておりますので、是非ご覧ください。
2:人間関係
公務員と民間企業の大きな違いといえば人間関係になります。
転職・リストラ・中途採用が当たり前の民間企業と違い、公務員は新採で入庁したら同じ職場で40年働き続き続ける人もかなり多いですよね。
民間企業の人から見たらかなり異質な職場だと思います。
人が入れ替わらないので、閉鎖的で他の職員の良くない噂話もすぐに出回ってしまいます。
そのような3、40年関わり続ける人間関係は非常に重要ですが、これがストレスの原因となってうつ病になってしまうというケースです。
解決法
公務員は民間企業に比べて、人間関係やコミュニケーション能力が重要視されます。
そのため狭く閉鎖的な人間関係が苦手な人、合わない人と仕事し続けるコミュニケーション能力がないという人は、転職を考えましょう。
ただ単に同じ課や係の人間が苦手なのであれば、休職や異動という選択肢はありですが、結局のところ、同じ自治体にいる限り関わりを持ち続けなければいけません。
3:真面目すぎる・激務
公務員の仕組み上、まじめに仕事をする人が損をしてしまいます。
真面目すぎるあまり、仕事量が多くなってしまったり、リラックスできないで、心が折れてしまいうつ病になってしまうケースです。
また真面目な人ほど、ストイックに仕事をこなすので、気づかないうちにストレスが溜まってしまいます。
解決法
休職などを取得し、自分の時間を一度作りましょう。
ただ仕事が激務で辛いのであれば、転職を考えるよりも、一休みして人事担当者や上司に相談することをおすすめします。
もちろん考慮して異動できる可能性もあります。
それでも辛いのであれば、転職を考えるのも良いと思います。
原因と解決法を見たところで、次はうつ病や仕事が辛いときに、
すべきことをお話ししていきます。
公務員がうつ病になったら転職?休職?
ここまでケース別で原因と解決法を見てきましたが、
結局、うつ病だから公務員から転職するのはアリなのか解説します。
結論から言うと、すぐ転職を考えるよりもまずは休職して自分と見つめあう時間を作りましょう。
なぜなら一般的に公務員は民間企業よりも福利厚生自体は手厚いからです。
公務員のまま状況を変えることができるのであれば、わざわざ転職するのはもったいないといってもよいでしょう。
また人間関係やパワハラが原因なのであれば、民間企業でもブラックなところがあるので、転職したことのよって必ず解決するわけではありません。
休職中に復帰が難しそうだったり、気まずければ転職活動も視野に入れましょう。
そこで次は、休職中の転職活動について解説していきます。
休職中に転職活動はできる?うまくいく?
ここまで読んで、転職活動を考えている人は、在職中や休職中に転職活動はうまくいくのか気になると思います。
結論から言うと、しっかりと対策すれば転職は可能です!
公務員の民間転職は難しいとよく言われますがそんなことはありません。
他の記事で対策を解説しておりますので、こちらを必ずチェックしましょう。
まとめ:公務員はうつ病になったら転職すべき?
公務員のうつ病は、公務員特有の人間関係や、仕事が原因ということが分かりました。
また悩んでいる方は転職以外の選択肢もあるので、
一度自分の時間を作ってみることをおすすめします。
今回の内容をまとめると、
・公務員の方でうつ病になる人は多い
・休職や転職という選択肢はあるが、いきなり転職をするのはおすすめできない
・転職するのであれば、対策をしっかりとする
・自分だけで考えず、人に必ず相談する
今の社会人はストレス社会で、公務員に限らずうつ病に悩む方は多いです。
公務員に限らず、民間企業で働く方にも言えることですが、
仕事の合間でもリフレッシュできる余裕を作ってみたり、
休職という形で自分の時間を作ってみることをまずはおすすめします。
以上ザワングでした!
転職を考えている人はこちらを見ると、より知識が深まります!