今日は、公務員から公務員への転職は可能なのかについて解説します。
という人も多いのではないでしょうか?
そこで公務員のリアルな実情と合わせて、公務員から公務員への転職のポイントを解説しますので、
少しでも興味のある人は必ず最後までチェックしましょう!
民間企業への転職を考えている人はこちらもチェック!
目次
公務員から公務員への転職は可能?
結論からお話しすると、公務員から公務員への転職は可能です。
実際に私の同期だった方の中にも前職が公務員だったという人はいました。
しかし特有のメリットデメリットがあるので、他の人より有利になるとは限りません。
そんな公務員への転職の特有のメリットデメリットを詳しくみていきましょう。
公務員から公務員への転職のメリット
まずは、公務員への転職のメリットを見ていきましょう。
メリットは大きく2つあります。
1:公務員としての経験をアピールできる
2:新採に限らず、社会人経験の採用枠もある
1:公務員としての経験をアピールできる
公務員には、民間企業と異なる独特の文化・仕事があります。
条例・要綱・規則の制定・公文書の作成など公務員ならではの仕事がたくさんあるので、
教えるのにもかなりの時間を要します。
新採で採用される人はそのような独自の文化を理解するために一から学ばなければいけませんが、
公務員として経験のある人はその手間が省け、即戦力で現場に立つことができるので、
採用する自治体からしても大きなメリットになります。
2:新採に限らず、社会人経験の採用枠もある
次に採用方法についてのメリットです。
民間企業だと、新採優先で採用するところも多いですが、
公務員はほとんどの自治体・官公庁で経験者採用枠が設けられています。
新規採用にこだわっていないからこそ、こういった試験制度を活用することで、
より合格しやすくなるといえるでしょう。
公務員から公務員への転職のデメリット
次は公務員への転職のデメリットをみていきましょう。
主なデメリットは1つあります。
・すぐ辞めるのでは?と疑われる
すぐ辞めるのでは?と疑われる
福利厚生が整っている公務員を自主都合で辞める方自体少ないので、面接で辞めた理由を問われます。
公務員の仕事上、広く深い知識と人のつながりが非常に大切です。
そのようなスキルが成熟する前に辞められては元も子もないので、
「また辞められるんじゃないか」と疑われます。
つまり公務員から公務員へ転職するしっかりとした理由付けがないと
面接の際に厳しくなるということですね。
注意すべき面接のときの理由付けとは?
デメリットでお話しした、ちゃんとした理由付けについて解説していきます。
面接のときに注意しなければいけないポイントとしては、
「その自治体・仕事でなければできない、やるせない理由なのか」
というものです。
やっている仕事自体は自治体間で大きく異なるわけではないので、
と言われてしまえばそれまでです。
そのようなしたい仕事で理由付けをしようと思うと、
その自治体でなければいけない理由というのは意外と思いつかないものです。
そこでおすすめの理由としては、「家庭の事情」です。
といった具合で、面接官を説得できる理由付けをしましょう。
公務員試験を受けると勤務先にバレる?
ここで、一つ不安なことがあると思います。
しかしご安心を!
公務員の採用は個人情報の取り扱いをかなり厳しく取り扱っているので、バレることはありません。
一つだけ注意しなければいけないのは、
職歴証明書などの今の職場に証明してもらわなければいけない書類を、
内定前に提出しなければいけないケースもあるということです。
そういったリスクを防ぐためにも、
あらかじめ試験概要を確認しておくことをおすすめします。
まとめ:公務員から公務員への転職はアリ?
今回は、公務員から公務員への転職について解説しました。
・公務員の経験はかなりアピールポイントになる
・その自治体でないといけない理由付けを考えておく
・勤務先に試験を受けたことは基本的にバレない
公務員特有のスキルや経験を生かすことができるのは大きな強みである一方、
面接の際には理由をしっかりと組み立てないと面接官から疑われるので、
合格するのはかなり辛いです。
また、転職に失敗しないためにも、目標を設定し、
モチベーションを維持させる必要があります。
公務員試験はかなり広い試験範囲であるため、
特に仕事終わりに勉強するのは覚悟が必要です。
合格するための試験勉強法をまとめていますので、本気で転職したい人は見てください。
以上ザワングでした。