目次
有給休暇編からの続きでござんす
まだ見てない人はここ☛【福利厚生】数字だけじゃない公務員の休暇の実態! | 【個性派公務員の日常】ザワング (zawangs.com)
公務員って病休多いって聞くけどホント?

まず話すのは病休(病気休暇)です。
皆さん病休と聞いてイメージするのは
ブラックな企業でえんえん仕事をし続けて心が疲れてしまったり、
上司のパワハラで体がボロボロになってたりするシーンをイメージすると思いますが、
自分の経験則で考えると
公務員はうつ病で病休になるケースが一番多いと感じます。
特に基礎自治体だと窓口で市民の方と関わり、手続きをします。
その仕事のどれもが
市民の人生の節目に立ち会うことになるといっても過言ではありません。
あなたが市役所や区役所に行くとき、
大体は引っ越しや結婚、出産とかが真っ先に思いつくでしょう。
もし引っ越しした住所の番号を間違えて登録された、
出産した子供の名前を違う漢字で登録してしまったなんてことになったら
取り返しがつかないレベルですね
そんな、より慎重に、より丁寧に、集中しなければいけない緊張感で
丸一日窓口対応や書類の審査をしていれば仕事終わりにはぐったり…
なのでもともと注意深い人や気を使う人、
まじめな方は特にその傾向があると感じるのですが、
緊張感でミス→ミスしたことが自分の中で重く残る→集中力散漫→ミス
という悪循環で
最終的には、自分自身の「市民のために」という正義感に
心をつぶされてしまってると思います。
私はかなり能天気のほうなのですが
それでも最初は本当に心が壊れそうになりました。
これが公務員特有のノルマに追われないからこそ発生しうる病休の全容です。
病休の取りやすさってどんなもんなの?
実際、公務員として働くあなたが病休を取ろうとするとき、
気兼ねなく復帰後のことも考えて休みに入れるのか気になる人がいると思います。
答えはYESです。
むしろ遠慮なくとっていいと思います。
しかも福利厚生がしっかりしているからこそ、
利用しない手はないです。
一般には最大90日の間までなら給料全額保証で休めます。
長期になってしまいそうなら話は別ですが…
※90日を超えて復帰が厳しそうだと病気休職となり、
一定%の給与がカットされたりしますがその分復帰後のことを考え、
職場が原因なら人事異動なりそれなりの対応をしてもらえます。
時と場合によりますが、、
そしてその間、
自分が席を空けることで仕事が回らないと心配するかもしれません。
もちろん追加で人員が増えないこともありますが、
私の職場の場合、短期で会計年度職員や臨時職員を雇うなどして
人事も考慮していました。
お次は楽しい夏休み!

公務員は夏休とよばれる夏季休暇制度があり、
有給と別カウントで最大5日休めます。
しかも7月から9月の間で任意の日、時間でとることができるのですが、
私の職場では、お子さんがいる方のために
7月後半から8月終わりは空けて7月頭か9月後半に急いで取るのが
独身公務員の流れになってましたね(( ´∀` )
夏でも役所は空いてるので仕事はたまり続けます。
なので5連休とか取っちゃうと
休み明け机の上の書類の山に絶望することのなるので、気を付けましょう(実話)
公務員の病休は実際とても多い
病休自体は気を遣わずとれる仕組みが整っている
夏休みと有休を合わせれば1年で最大25日自由に休める
いかがでしたか?これがリアルな地方公務員の休暇事情です。
ハードな分、こういうところは
非常にしっかりしていてありがたいと思っています。
もちろん特別区でも区によって違いますし、
他の市町村でも大きく異なると思います。
そういった意見があればぜひ聞かせていただきたいです。
それではまた今度!ザワングでした!
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